（写真：VNA）

１２月１日午後、ハノイで、ファム・ミン・チン首相はベトナムを訪問中のナイキ社のアンディ・キャンピオン最高執行責任者（COO)と会見しました。

席上、チン首相は、ナイキ社がベトナムの輸出活動や、経済開発事業、雇用創出などに積極的な貢献をしていることを高く評価したうえで、同社に対し、「管理能力の向上や、人材育成、グリーン成長、デジタルトランスフォーメーション、循環経済開発などの分野で、ベトナムを支援するよう訴えました。また、チン首相は、「ベトナムは外資系企業を国の経済の重要な一部とみなしており、外国企業のベトナムへの投資を奨励し、有利な条件を与えている」と再確認しました。

一方、キャンピオン氏はベトナム経済の着実な発展を高く評価するとともに、「今後も、グローバルなサプライチェーンにおけるベトナムの地位が日増しに高まっていく」との確信を表明しました。同氏によりますと、毎年、ナイキ社はおよそ６億足の靴を生産していますが、その中の５０％がベトナムで生産され、そして、ナイキが使用している原料の５０％がベトナムから調達されているとしています。