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ベトナム、国連の責任のある一員

17日午前、ハノイで、外務省は国連のベトナム常駐調整官事務所と連携して、ベトナムの国連加盟40周年記念式典を共催しました。

式典で発言に立ったグェン・スアン・フック首相はベトナムが1977年9月20日に国連の第149番目のメンバーになったことを取り上げ、次のように語っています。


「過去40年を振り返ると、ベトナムは国連の責任のある一員として誇っています。ベトナムは、常に、平和と安全、開発、人権という国連の3本柱に積極的に寄与しています。ベトナムと国連の発展協力枠組みは成功のお手本として見なされています。」

今日の世界における国連の役割について、フック首相は「国連は『希望の光』であり、各国の団結、創造能力を集めて、試練を乗り越え、持続的に発展し、全ての人々に繁栄と幸福をもたらす組織である」と評価しました。さらに、フック首相は次のように語っています。


「ベトナムは、『2017年を平和な年にしよう』と世界中の市民に訴える国連のアントニオ・グテレス事務総長の声明を強く支持しています。我々は国連に対し、国連憲章と国際法に従って、国際の平和と安全を維持し、衝突や紛争を平和措置で抑制、解決するという役割をさらに果たすよう期待しています。」

このように語ったフック首相は「国連との効果的な協力の強化は、ベトナムの外交政策と国際参入過程の中に、最優先課題の存在である。ベトナムは、国連のメンバーとしての責任を立派に果たすことを公約すると同時に、2020年~2021年期の国連安全保障理事会非常任理事国になるために国際共同体の支持を受けたい」と明らかにしました。

一方、国連のベトナム常駐調整官事務所のカマル・マルホトラ調整官は「国連は引き続き持続可能な開発のための2030アジェンダを実施する際の試練の解決にベトナムを支援してゆく」と強調しました。
ソース:VOV

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