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ベトナム、ミャンマーの混乱情勢の解決を目指す対話を呼びかける

 ニューヨーク時間の3月10日、国連安全保障理事会は議長国イギリスの提案に従って、ミャンマー情勢への対応を協議する会合を行い、議長声明を採択しました。
安保理は声明で、ミャンマーでの医療関係者や記者らに対する規制に「深い懸念」を表明し、民主的なプロセスの維持の必要性を訴えました。また、同問題に関し、3月2日、ASEANが議長声明を出し、ASEAN憲章を再確認し、ミャンマー情勢の解決に向け、自制し、対話を通じて平和的解決策を模索するよう呼びかたと明らかにしました。
さらに安保理は平和的なデモ隊に対する暴力を強く非難するとし、国軍に最大限の自制を働かせるよう求めたうえで、ミャンマー国民を支持し、ミャンマーの主権、政治的独立、領土保全を支持すると公約しました。
会合に参加したベトナムの代表は議長声明の立案に意見を提出した際、暴力を即時に中止し、情勢を安定化させ、一般人の安全保障を確保するとともに、ミャンマー憲法と法律、国民の願望に照らして、民主化プロセスに有利な条件を作り出すような適切な解決策を模索するため、対話を進める必要があると強調しました。また、ASEANは対話の推進に尽力し、ミャンマー情勢への対応を目指す適切な解決策の模索を支援するとしています。
ソース:VOV


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