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ベトナム、ハイテク利用の外国投資プロジェクト誘致を優先課題

先ごろ、ベトナムのブイ・クアン・ヴィン計画投資大臣は、2016年、環境にやさしいハイテクを利用する外国投資プロジェクトの誘致はベトナムの優先課題であると強調しました。

 
ヴィン大臣は、ASEAN共同体の設立、ベトナム・韓国自由貿易協定の発効、ベトナムEU欧州連合自由貿易協定の交渉完了などはベトナムの世界経済への参入を促進させるものであると明らかにし、こうした背景の中で、環境にやさしいハイテクを利用する外国投資プロジェクトはベトナム経済の着実な発展に欠かせないものであると述べ、次のように語りました。
(テープ)

「これから、計画投資省は、質の高い外国投資プロジェクトをベトナムに誘致する方針です。これは、雇用創出と国の着実な発展に貢献するものなんです。また、国内企業の威信を高めることを通じて、国内企業と外国の企業とのつながりを強化し、技術移転を促進させようと思っています。」

計画投資省によりますと、2015年、ベトナムへの直接外国投資総額は227億6千万ドルにのぼり、前年と比べ12.5%増となりました。その中で、製造業は最も多い外国投資を誘致した産業です。2015年、ベトナムに新規投資プロジェクトを展開した国と地域の中で、韓国は27億ドルの投資額で1位を占めており、それに次ぐのはマレーシア、日本、イギリス、シンガポール、台湾です。

ソース:VOV


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