スイスのギー・パルムラン経済・教育・研究大臣との会談で、ハ副首相はスイスに対し、ベトナムに進出済みのスイス企業の長期的な事業活動に好ましい条件を提示するとし、グリーン成長やエネルギー転換を促進するよう提案しました。また、ハー副首相は、ベトナムとEFTA欧州自由貿易連合との自由貿易協定に関する交渉プロセスについて触れ、スイスが交渉を継続するよう要請しました。

一方、世界経済フォーラムのクラウス・シュワブ会長との会見でハー副首相はWEFに対しナショナル・イノベーション・センターを通じてベトナムのグリーン経済、循環経済、低炭素経済の構築を支援するよう提案しました。

アメリカのジョン・ケリー気候問題担当大統領特使との会見でハー副首相はケリー氏に対し、アメリカ、および開発協力パートナーに再生エネルギー開発に関する技術意見やリーズナブルな利子によるグリーンファイナンスの提供、メコンデルタのガバナンス能力と回復力の向上支援を働きかけるよう求めました。

さらに、UNDP＝国連開発計画のアヒム・シュタイナー総裁との会見でハー副首相はUNDPとの間でグリーン経済とカーボンニュートラル、新型コロナ抑制後の社会経済開発を中心とする政策コンサルタントや技術協力を促進したい意向を表明しました。