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ベトナム、EU企業に開放的な投資経営環境づくり

20日、ブリュッセルの欧州議会本部で、ベルギー、及びEU=欧州連合駐在ベトナム大使館とEU・ベトナム友好議員グループ、及びEUのアジア研究院は共同でベトナム・EUのFTA=自由貿易協定の締結と批准の推進を目指すシンポジウムを行いました。

席上、ベトナムのEU常駐代表団団長のブ・アイン・クアン大使はEUに対し、ベトナムをはじめ、ASEAN=東南アジア諸国連合との協力を強化するよう呼びかけるとともに、「この協定は双方にも利益をもたらし、EUの企業にベトナム市場へのアプローチに有利な条件を作り出し、EU・ベトナムの全面的なパートナー関係の強化に貢献するであろう」と強調しました。

また、この協定は東南アジアとアジア太平洋におけるEUの役割と地位の向上にも寄与する。ベトナムは同協定に盛り込まれた規定に従って開放的かつ明白な投資経営環境を確保すると強調しました。

一方、国際商業会議所の貿易政策担当のピエール・グロニン氏は労働と持続的な貿易開発に関する基準に従って、公約を実施していると評価したうえで、ベトナム・EUのFTAはEU側に大きな利益をもたらすとの確信を示しました。
ソース:VOV

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