(VOVWORLD) -カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領の招きに応じて、12日、ボ・ティ・アイン・スアン国家副主席は、カザフスタンを訪れて、CICA＝アジア信頼醸成措置会議の第６回首脳会議に出席しました。
同国のMaulenAshimbaev上院議長との会見で、スアン副主席は、「ベトナムは常にカザフスタンとの伝統的友好関係を重視している」と強調しました。両氏は両国の各レベル代表団の往来や国会の立法活動・監視能力の向上に関する経験の共有を強化することで一致しました。また、スアン副主席は「双方は両国の潜在力を発揮するためにより緊密に協力するとともに、ベトナム・ユーラシア経済連合自由貿易協定のメリットを効果的に活用しなければならない」と明らかにしました。
この機に、CICA事務局長との会見で、スアン副主席は「CICAに対し、ベトナム東部海域（いわゆる南シナ海）の平和、安定、安全保障、海上の自由航行の確保、1982年国連海洋法条約をはじめとする国際法に従って、平和的措置により、紛争を解決するというASEAN共通の立場を支持し続けるよう要請しました。また、スアン女史は「ベトナムはCICAの共通の活動に積極的に参加していく」と再確認しました。
同日、スアン副主席は、インドのミーナクシー・レーキー国務大臣とカザフスタン・ベトナム友好協会連絡委員会の代表との会見ほか、ベトナム・カザフスタンの外交関係30周年記念式に出席しました。