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ベトナム、ASEMの積極的なメンバー

(VOVWORLD) - 既にお伝えしましたように、2016年11月に行われたASEM=アジア欧州会合の第11回首脳会議で、ASEMの指導者らは毎年の3月1日を「ASEMデー」に選びました。そして、今年の「ASEMデーは」このフォーラム誕生25周年を記す特別な意義があります。

この機に、ブイ・タイン・ソン外務次官は、「ASEM、魅力・地位・協力潜在力が日増しに高まっている」と題する論評を執筆しました。その中で、「1996年3月1日に発足したASEMはアジアと欧州の53か国が加盟し、世界最大の地域間協力圏を形成し、両地域の平和・発展・繁栄にとって重要な役割を果たすとともに、21世紀における世界の巨大な局面の形成に寄与している」と強調しました。
ASEMにおけるベトナムに関し、ソン次官は、「この25年間、ベトナムはASEMの発展や、地位・役割の向上に貢献し、積極的なメンバーとして評価されている。これまで、ベトナムはおよそ60件のイニシアティブを提出し、加盟諸国の好評を得てきた。例えば、水資源の持続可能な管理と使用や、メコン河流域諸国とドナウ川流域諸国間の協力、地域内の問題解決などに関する構想である」と明らかにしました。

ソン次官によりますと、2004年のASEMサミットと2009年のASEM外相会議を成功裏に主催したことや、1999∼2000年期と2001∼2002年期におけるASEMの調整国を務めたことなどを通じて、ベトナムはASEMの重要な方向と戦略の制定に貢献してきました。今後も、ベトナムは加盟諸国と連携して、アジア・ヨーロッパの協力強化や、両地域と全世界の平和・発展・繁栄のために努力していくとしています。

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