ニュース

ベトナム 開発パートナー、と後発開発途上国(LDC)の協力の懸け橋に

3月5日~8日にかけてカタールの首都ドーハで「潜在力から繁栄へ」をテーマとした第5回国連後発開発途上国会議が行われ、およそ5千人の代表が参加しました。ベトナムからはレ・ティ・トゥ・ハン外務次官率いる代表団が臨みました。 会議でドーハ行動計画の展開へのコミットメントが示されました。行動計画には「誰一人取り残さない」という方針に基づく人への投資、持続可能な開発に役立つ科学技術、イノベーションの促進、成長と繁栄の推進力としての経済構造への移行、後発開発途上国の国際統合と国際貿易の促進、気候変動対応とレジリエンスの向上、グローバルパートナーシップの強化といった6つの優先課題が盛り込まれています。
ベトナム 開発パートナー、と後発開発途上国(LDC)の協力の懸け橋に - ảnh 1写真提供:外務省

会議で発言に立ったレ・ティ・トゥ・ハン次官は、持続可能な社会経済開発に関するベトナムの知見を共有し、国内外の財源の連携、人を開発の中心に置く必要があると強調し、開発パートナーと後発開発途上国の懸け橋となる意向を明らかにしました。また、ハン次官は後発開発途上国の特徴と強みに見合った方法により潜在力と競争力の向上、これらの国の市場へのアクセス能力の向上を支援するよう提案しました。

さらに先進国に対し、後発開発途上国に技術移転やグリーン転換、温室効果ガス削減への財政支援を行うとともにグローバルな課題の解決における平和と国際協力の役割を最大化するよう呼びかけました。

会議の枠内でハン女史はキューバ、インド、ウガンダ、カザフスタン、ベネズエラ、世界銀行、国連教育科学文化機関などの代表と個別会見を行いました。

ソース:VOV


top