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ベトナム 第35回国連海洋法条約締約国会議の議長国に推薦

選出されれば、ベトナムが1994年にUNCLOS国連海洋法条約に加盟して以来、SPLOS議長を担うのは今回がはじめてとなります。

2月27日、国連のアジア太平洋グループは会合を開き、第35 回SPLOS=国連海洋法条約締約国会議の議長国にベトナムを推薦することで一致しました。同会議の議長国は、本会議が6月23日~27日までアメリカ・ニューヨークの国連本部で開催される前に本格的に選出されることになります。
選出されれば、ベトナムが1994年にUNCLOS国連海洋法条約に加盟して以来、SPLOS議長を担うのは今回がはじめてとなります。これは、国連海洋法条約の履行に向けたベトナムの取り組みと国連活動へのベトナムの積極的な貢献に対する国際社会の高い評価と信頼の表れです。

近年、ベトナムは常に、海上協同活動を展開するため、国連海洋法条約を海の憲法、および重要な基盤と位置づけています。これまでに、ベトナムは近隣諸国との海洋境界画定に関する課題の解決において多大な成果を収めてきました。例えば、タイとの海洋境界画定協定(1997年)、中国とのバクボ湾境界画定協定(2000年)、インドネシアとの大陸棚境界画定協定(2003 年)などです。

さらに、ベトナムは国際海底機構の理事会と法律・技術委員会の委員を務めているほか、国家管轄権外区域の海洋生物多様性の保全及び持続可能な利用に関する新協定の交渉過程に積極的に参加し、同協定を締結した最初の国の一つとなっています。

(VOVWORLD)


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