先頃、ブラジリアで、在ブラジルベトナム大使館は、「ベトナム・ブラジル友好の集い」という交流会を開催しました。
このイベントは、5月8日のベトナム・ブラジル外交関係樹立35周年、およびベトナム・ブラジル包括的なパートナーシップ17周年を記念する一連の活動の幕開けとなっています。
席上、挨拶に立ったブラジル外務省のエドゥアルド・パエス・サボイア・アジア太平洋担当次官は、東南アジア地域におけるベトナムがブラジルにとって最重要な相手国の一つであると確認しました。また、過去20年間にわたる両国間の貿易取引総額が高い伸び率を遂げたこと、および昨年に過去最高の70億ドルを超えたことを高く評価するとともに、両国が今後とも平和、友好、および相互尊重という共通の価値観に従って協力を続けていくと希望しました。
一方、ブラジル・ベトナム友好議員グループのマルシオ・ホナイザー会長は、ベトナムとブラジルがMERCOSUR=南米南部共同市場とASEAN=東南アジア諸国連合との協力強化に向けた懸け橋としての役割を果たしていると確認しました。
他方、在ブラジルベトナム大使館のブイ・バン・ぎー大使は、この交流会が、双方にとって2023年の活動を見直すとともに、2024年の協力活動の強化を目指す機会であると明らかにしました。
なお、この機に、在ブラジルベトナム大使館は、在ボリビアベトナム名誉領事のミゲル・ペーニャ氏、在ミナスジェライス州ベトナム名誉領事のジョアン・レイス氏、および、ジャーナリスト、パトリア・ラティーナ・メディア・グループの最高経営責任者であるヴァルター・ゼウ氏に対し「民族間の平和・友好のため」記章を授与しました。
(VOVWORLD)