(VOVWORLD) - タイの首都バンコクで開催中の第29回APECアジア太平洋経済協力首脳会議と関連会議への出席を機に17日、ブイ・タイン・ソン外務大臣は日本の林・芳正外務大臣やアメリカのアントニー・ブリンケン国務長官とそれぞれ会見しました。
林外務大臣との会見で両者は、11月12日の両国首相の会見での合意の実施、中でも日本の次世代のODA供与やベトナムの社会経済開発、工業化近代化、グリーン転換への支援で緊密に連携していくことで一致しました。また、各レベルの代表団の相互訪問や文化・草の根交流、地方間の協力を促進し、2023年の外交関係樹立50周年を記念する活動の展開で協力し合うことでも合意しました。
ブリンケン国務長官との会見で双方は、ハイレベルを含む各レベルの会合の開催や貿易・投資、国防・安全保障の確保、教育訓練分野への協力、戦争による被害の克服を促進していくことで一致しました。
また、地域と国際の場でともに関心を持つ課題の解決で連携し、ASEANやメコン川流域国との協力の強化について協議するとしています。