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ベトナム 国連人権理事会の第3次UPRによる勧告の実施に努力

(VOVWORLD) - 10日、ハノイで、ベトナム外務省はUNDP国連開発計画ベトナム事務所と協力して会議を開き、国連人権理事会の第3次UPR=「普遍的定期的審査」制度によって出された勧告の実施に関する中期報告案について協議しました。この会議が行われるのは今回が2回目です。

会議で発言に立ったダン・ホアン・ザン外務次官は、人権を守るというベトナムの終始一貫した立場を強調し、「人間は発展事業の中心であり、この事業の目標・原動力でもある。この精神は第13回党大会決議でも新型コロナとの闘いでも明確になっている」と述べました。
また、ザン次官は、国連と国際社会の責任あるメンバーとしてベトナムはUPRの実施に取り組んでおり、2023年から2025年期の国連人権理事会理事国として同理事会の活動に積極的に参加していると明らかにしました。

なお、UPRは、全ての国連加盟国の人権状況を普遍的に審査する枠組みとして盛り込まれた制度です。国連加盟の各国は4年半で、全ての国が審査を受け、審査基準は,国連憲章,世界人権宣言、各国が締結している人権条約,自発的誓約,適用される人権法です。第3次UPR審査で、ベトナムは122カ国の291の勧告を受諾し、その中の241の勧告を実現しました。

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