21日ベトナム外務省はコミュニケを発表し、その中で、2025年2月14日付の国会常務委員会の決議68/NQ-UBTVQH15号に基づき、ベトナム社会主義共和国政府は、バクボ湾、いわゆる、トンキン湾におけるベトナムの領海の範囲を測定するための基線について声明を発表したと明らかにしました。

バクボ湾における基線の確定は、1982年のUNCLOS＝国際海洋法条約に規定するベトナムの権利および義務の実行を目的としており、2012年のベトナム海洋法に合致しています。バクボ湾におけるベトナムの領海の範囲を測定するための基線はUNCLOSの規定に基づいて確定され、バクボ湾の地理的および自然的特徴を考慮したものであり、ベトナムが署名または加盟している国際条約に影響を与えるものではありません。

バクボ湾におけるベトナムの領海の範囲を測定するための基線はUNCLOSの規定および2000年にベトナムと中国との間で締結されたバクボ湾の境界画定協定に基づくベトナムの海域の範囲と境界を確定するための根拠となります。このことは、ベトナムの主権、主権権、管轄権を保護、実行するための法的基盤を作り出し、経済発展、海洋管理、国際協力の促進に寄与します。

(VOVWORLD)