ベトナムは、2025年12月27日に開催されたGBC第3回特別会合において、カンボジアとタイが停戦および両国国境地域の緊張緩和に向けた措置で一致し、共同宣言に署名したことを歓迎しました。
27日、タイとカンボジアの国境紛争解決に向けた一般国境委員会(GBC)の第3回特別会合で採択された共同宣言に対するベトナムの反応について、記者団のインタビューに答えた際、ベトナム外務省のファム・トゥー・ハン報道官は、次のように述べました。
ベトナムは、2025年12月27日に開催されたGBC第3回特別会合において、カンボジアとタイが停戦および両国国境地域の緊張緩和に向けた措置で一致し、共同宣言に署名したことを歓迎しました。
ベトナムは、両国が共同宣言に盛り込まれた合意を着実かつ効果的に履行し、国際法の基本原則、国連憲章、東南アジア諸国連合(ASEAN)の憲章、東南アジア友好協力条約(TAC)に基づき、ASEANの友好と連帯の精神のもと、双方および地域全体の長期的な利益のために、対話を通じた平和的解決に向けた交渉を継続していくことを信じています。
ベトナムは今後も引き続き情勢を注視するとともに、ASEANオブザーバーチーム(AOT)の実効性強化を含め、両国間の相違解消に向けたASEANの共同努力に積極的に参加していく考えです。
(VOVWORLD)