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ベトナム EUとの関係促進を希望

19日、ハノイで、ブオン・ディン・フエ国会議長は、ベトナムを訪問中のEP欧州議会のダニエル・キャスパリー議員を団長とする代表団と会見しました。
ベトナム EUとの関係促進を希望 - ảnh 1Doãn Tấn/TTXVN撮影
席上、フエ議長は、EU欧州連合がEVFTA=EUとベトナムの自由貿易協定を支持し、承認してきたことに感謝するとともに、EPの議員らがEU加盟諸国の議会に同協定の早期採択を働きかけるよう希望しました。また、フエ議長は、双方に対し、代表団の相互訪問を促進し、多国間議会フォーラムにおいて緊密に連携し合い、メコン川流域地域での協力を強化し、ベトナムと先進7か国との「公正なエネルギー移行パートナーシップ」の立ち上げに関する政治宣言を現実化させるよう求めました。
さらに、フエ議長は、EUに対し、ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)における法の支配、航行の自由の確保に向けた具体的な行動をとるとともに、この課題においてASEAN東南アジア諸国連合との連携を促すよう提案しました。この機に、フエ議長は、EPの若い議員が今年9月に予定されるベトナムと列国議会同盟の共催による世界若手議員フォーラムの第9回会議に参加するよう招待しました。

一方、ダニエル・キャスパリー議員は、EUとベトナムとの協力関係における議会間の協力が重要な役割を果たしていると確認するとともに、EUは、残りの国の議会にEU・ベトナム投資保護協定を採択するよう働きかけていると明らかにしたほか、発展途上国のインフラなどへの投資を増強するためのEUの新戦略「グローバル・ゲートウェイ」はEUとASEANとの連携強化に貢献すると期待しています。

ソース:VOV


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