6月30日午後、イギリスを訪問中のベトナムのブオン・ディン・フエ国会議長は、アロック・シャルマ国連気候変動枠組条約第26回締約国会議議長と会見しました。
フエ議長(右)とシャルマ氏(左) |
会見で、シャルマ氏は、風力発電や太陽光発電を始め、再生エネルギー開発を進めるベトナムの決意を歓迎し、COP27の前に最高の公約を出すよう提案しました。
また、先ごろ、イギリスのジョンソン首相と欧州委員会のウルズラ・ゲルトルート・フォンデアライエン委員長はベトナムのファム・ミン・チン首相に書簡を送り、G7とベトナムとの(JETP)「公正なエネルギー移行パートナーシップ」樹立を提案したとしています。
一方、フエ国会議長は、COP26でのベトナムの公約は気候変動に対応し、グリーン経済と循環経済へ転換する決意を示していると述べ、国際協力を活用してこの公約を実現していくと強調しました。また、ベトナム国会は自らの役割を果たし、関連法律の整備や国家予算の配分、政府の活動への監視などを通じてこの公約の実現に貢献すると明らかにしました。
そして、フエ議長はイギリス側に対し、この分野における技術面や財政面、人材育成などを引き続き支援するよう提案しました。
ソース:VOV