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ベトナム ASEAN外相会議と関連各会議で多くの提案を出す

今回の会議で、ベトナムはミャンマー問題や、イギリスがASEANの完全な対話国になる問題など、参加国の間に残された相違点を解決するために、提案を出したり、各国に働きかけたりしたとしています。 2日から6日にかけてASEAN東南アジア諸国連合の第54回外相会議と関連各会議がオンライン形式で開催されました。今回は、ASEAN外相会議の他、アメリカ、中国、ロシア、韓国、日本などASEANの相手国とASEANとの一連の会議が行われました。 ベトナムのグエン・クォク・ズン外務次官によりますと、2020年のASEAN議長国を務めたベトナムは今回の会議で多くの提案を出しました。実際、2020年のASEAN議長国を務めた際に出された提案はASEANの各会議の議事に取り入れられています。今回の会議で、ベトナムはミャンマー問題や、イギリスがASEANの完全な対話国になる問題など、参加国の間に残された相違点を解決するために、提案を出したり、各国に働きかけたりしたとしています。 ズン次官は、今回の会議は、新型コロナの大流行や、ベトナム東部海域の複雑な情勢、ミャンマー問題、大国間の戦略的競争などが浮き彫りになっている背景の中で行われたものの、ASEANが中心的な役割を果たして多くの重要な合意を達成できたと明らかにしました。その中で、ミャンマー問題について、4月24日の首脳会議で達成された特使派遣や暴力停止などの5項目からなる合意を展開する決意が固められ、特使の人選で一致したとしています。 新型コロナとの闘いについて、ASEANと相手国は相互支援と協力計画の展開を促進させるとともに、新型コロナ収束後の経済回復にも協力することで一致しました。 ソース:VOV

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