席上、ソン大臣は気候変動対応やエネルギー転換、デジタルトランスフォーメーション、グリーン成長などの分野における両国の協力の潜在力が大きいと強調し、アメリカに対し、「公正なエネルギー移行パートナーシップ（JETP）」 共同声明を含む気候変動対応に関する国際条約の実施でベトナムを支援するよう要請しました。また、ベトナムはアメリカが議長国を務めるAPEC2023の開催でアメリカと協力する用意があると表明しました。

一方、キャサリン・タイ女史は「アメリカはアジア太平洋とインド洋諸国とのパートナーシップを強化している。経済エコシステムの構築や効果的かつ持続的な投資の促進を優先させ、地域経済開発に原動力を生み出すことが狙いである」と強調しました。

両者は国際法に基づく自由で開かれた公正な貿易、および地域の持続的かつ包摂的な成長の促進の重要性を強調しました。