(VOVWORLD) -6日、フランスの古都プロヴァンにあるサン=タユール修道院で、ハノイのタンロン皇城およびコーロア城を紹介するイベントが開催されました。この催しは、ベトナムとフランスとの緊密な協力関係を示す出来事の一つです。
2022年より設置された「タンロン皇城プロモーションスペース」を基盤に、ハノイ・タンロン遺産保存センターは、新たにコーロアに関する情報、写真、映像などを追加し、展示内容をさらに充実させました。特に、コーロアの伝統的な祭り、料理、習慣といった無形文化遺産の魅力を、映像解説やQRコードを用いた現代的なインタラクティブ体験として紹介されています。
このイベントは2025年7月から2026年12月まで実施され、文化理解の促進、観光振興、そして、ハノイとプロヴァンとの友好関係強化に寄与することが期待されています。さらに、2025年から2027年にかけて、タンロン遺産保存センターとプロヴァン市は引き続き連携し、展示・広報活動、観光プロモーション、国際的な学術会議の開催、そしてコーロア特別国家遺跡の保存と価値向上に向けた技術協力などを展開していく予定です。