ニュース

フック首相、国家食糧安全保障に関するテレビ会議を主宰

18日、グェン・スアン・フック首相は2020年までの国家食糧安全保障草案のこの10年間の実施状況を総括するテレビ会議を主宰しました。

会議で、フック首相は「国家食糧安全保障の確保は当面の任務であり、かつ、長期的な任務でもある。また、国家食糧安全保障の確保は新型コロナウイルスの感染の抑制と経済社会発展に関する目標の実施といった今年の2つの任務の遂行に寄与する」と明らかにしました。

また、「2020年までの国家食糧安全保障草案を実施してからのこの10年、食糧生産を始め、ベトナムの農業部門は全面的な成績をあげてきた。現在、ベトナムは年平均700万トンのコメを輸出し、コメを輸出する世界3大国の一つである」と述べると共に、「最近、科学技術の導入により、ベトナムは世界で最も美味しいコメを生産できるようになった」と強調しました。

今後の任務について、フック首相は次のように語りました。

「世界の食糧安全保障に貢献することは必要ですが、当面、ベトナム総人口1億人の食糧の需要に十分に応えなければなりません。いかなる状況下においても、食糧の安全を確保することは非常に重要な任務です。特に、世界の政治的情勢が不安定で、気候変動、感染病などが多発している背景の中で、その重要性はさらに高まっています。食糧の安全保障の確保はベトナム共産党と政府の責任です」
ソース:VOV

top