フック首相とヨハニス大統領との会見
(写真:TTXVN) |
席上、フック首相はルーマニアが2019年1月1日から半年間、EU理事会の輪番議長国を務めている際に、ベトナム・EU=欧州連合のFTA=自由貿易協定、及びIPA=投資保護協定の締結・批准を支持するとともに、双方が石油ガス、農業、食品加工、労働、教育、文化・観光、国防・安全保障、科学技術分野で協力を強化するよう希望を表明しました。
一方、ヨハニス大統領は「ベトナムとの友好協力関係を重視し、ベトナムとEUのFTA、及びIPAの締結に全力を尽くす」と強調しました。
両首脳は両国の各省庁、地方に対し、協力を強化して、2020年に、両国の国交樹立70周年に向けて、様々な成果を収めることを目指すことを要請しました。また、国連やASEM=アジア・ヨーロッパ会議など国際場裏で緊密に連携し続けることで一致しました。
同日、フッフ首相はルーマニア元老院(上院)のカリン・ポペスク・タリチェアヌ議長と会見し、両国関係の強化に対するルーマニア元老院の貢献を高く評価しました。一方、タリチェアヌ議長は「ベトナム・EUのFTAとIPAを支持し、これらの協定の早期締結を目指し、必要な手続きを進めていると明らかにしました。また、双方は商取引額を10億ドルに引き上げるため、農業、労働、貿易などの有望な分野で協力を強化する必要があるとしています。
ソース:VOV