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フック首相 新型肺炎の感染抑制への尽力を指導

9日午前、ハノイで、グエン・スアン・フック首相の主宰の下、新型コロナウイルス感染症予防対策に関する政府の会議が行われました。

会議で発表された報告によりますと、ロンドンからハノイ行きのベトナム航空のVN0054便で17人目の感染者と接触した人の行方を徹底的に監視・管理しなかったため、これからも感染者は増えるであろうとしています。

こうした事態を前に、保健省は政府に対し、医療用のマスクの輸出に許可ライセンスを適用するよう提案しました。また、新型肺炎予防対策指導委員会は、首相の許可がなければ、各部門・地方の幹部・要員は外国へ出張してはならないとの措置を提案するとともに、国民に海外旅行をしないよう訴えました。

会議で発言に立ったフック首相は新型肺炎予防対策指導委員会に対し、感染拡大に効果的な措置や対策を講じるよう求め、ベトナム国民の団結心を活用して今回の感染症を乗り越えるよう呼びかけました。
ソース:VOV

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