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フック首相 ベトナム・EUのFTAの早期締結を希望

フック首相は、この協定はベトナムとEUの協力関係を一段と発展させる重要な節目であろうと述べました。

26日午前、ハノイで、ベトナムのグエン・スアン・フック首相は、ベトナムを訪問中の欧州議会国際貿易委員会のベルント・ランゲ委員長と会見した際、ベトナムの関係各省庁に対し、EU欧州連合の関係機関と緊密に協力してベトナム・EUのFTA自由貿易協定の早期締結に取り組むよう求めたと明らかにしました。フック首相は、この協定はベトナムとEUの協力関係を一段と発展させる重要な節目であろうと述べました。

同日、ランゲ委員長は、ベトナム労働傷病軍人社会事業省のダオ・ゴック・ズン大臣と会見しました。この席で、ズン大臣は、ベトナム・EUのFTAで定められる労働分野の規定を厳守すると述べ、この協定を展開するために、労働法を始め、法整備を進めていると明らかにしました。ズン大臣は、ベトナム国会は来年の10月に労働法改正案を採択する予定であると述べ、次のように語りました。


「労働法改正案は、重要な課題の解決を目指します。例えば、退職の定年や残業、労働組合など、見解に相違があった課題について合意を達成しました。また、EUが関心を寄せいている課題もこの改正案に取り入れられました。そして、労働法のほか、労働組合法も改正する予定です。」

一方、欧州議会国際貿易委員会のランゲ委員長は、ベトナムの取り組みを高く評価し、次のように語りました。


「ベトナムに来るのは今回が初めてではありませんが、ベトナムに来るたびに、EUとベトナムとの関係がさらに進展していることがわかりました。ベトナムの取り組みを欧州議会に伝えます。これからも、双方はさらに努力して双方の関係をさらに発展させるよう期待しております。」

なお、ベトナムとEUは今年末FTA自由貿易協定を締結する見込みですが、欧州議会に来年の3月までに批准されなければなりません。
ソース:VOV

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