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フック主席のロシア訪問、越露関係強化の原動力に

11月30日午後、モスクワで、ロシアを公式訪問中のグェン・スアン・フック国家主席はロシアのプーチン大統領と会談を行いました。 会談で、プーチン大統領は「フック主席の今回のロシア訪問はベトナムとロシアとの全面的戦略的パートナー関係の強化に強い原動力を作り出している」と強調すると共に「ロシアは常にベトナムを地域の第一の戦略的相手と見なしている」と明らかにしました。 一方、フック主席は「ベトナムはロシアとの伝統的友好と全面的戦略的パートナー関係を重視し、あらゆる分野において、ロシアとの協力を強化することを望んでいる」と述べました。 会談で、双方は新型コロナウイルス感染症収束後、各レベルにおける両国間の訪問団の交換と各地方間の交流の強化で一致した他、経済協力を両国関係の重要な柱にする決意を固めました。また、双方はベトナムとユーラシア経済連合との自由貿易協定の履行を続行することで一致しました。 双方はエネルギーと石油ガスの開発は両国間の重要な柱の一つであることを確認した上で、国際法を基礎に、ロシアで活動を行っているベトナム企業とベトナムで活動を行っているロシア企業の活動の維持、拡大に引き続き取り組むことで一致しました。 双方はベトナム東部海域(南シナ海)を含め、アジア太平洋地域の平和、安定、安全保障、海上と上空の航行の自由のため協力することで合意しました。 会談後、フック主席とプーチン大統領は2030年までのベトナムとロシアとの全面的な戦略的パートナー関係ビジョンに関する共同声明を発表しました。 ソース:VOV

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