(VOVWORLD) -27日午前、東京で、安倍元首相の国葬に出席するために日本を訪問中のグエン・スアン・フック国家主席はいくつかの国の指導者と個別会見を行いました。
カンボジアのフンセン首相との会見で、フック主席はベトナムがカンボジアとの善隣、友好、全面協力、長期安定という関係を重視していると強調した上で、両国が投資、貿易協力を強化すること、およびベトナムとカンボジアとの外交関係樹立55周年を記念するため、「友好の年2022」というイベントを行うため協力するよう提案しました。
シャルル・ミシェル欧州理事会議長との会見で、フック主席はベトナムとEU＝欧州連合との包括的協力パートナーシップを高く評価した上で、ベトナムがEUをベトナムの第一の相手国と見なしていると明らかにしました。また、フック主席はEUがアジア太平洋地域との協力を強化するため多くの構想や戦略を打ち出してきたことを歓迎するほか、ベトナムがASEANとEUとの関係強化を支援する用意があると述べました。
パラオのスランゲル・ジュニア大統領との会見で、両国の指導者は両国の協力の潜在力を高く評価しました。ジュニア大統領は道路建設、航空路線の開設、水産物、労働、気候変動対応などの分野で、ベトナムとの協力を強化する意向を表明しました。