18日午前、タイの首都バンコクで開催中の第29回APECアジア太平洋経済協力首脳会議の枠内で、「持続可能かつ包摂的でバランスのとれた成長」をテーマとした討論会で発言に立ったグエン・スアン・フック国家主席は、経済セクターや社会セクターの間のバランスを取るために人を中心に考える必要があることや、刷新・転換と安定性確保の間のバランスをとることなど協力にはバランスが必要だと示しました。

また、フック主席は、人を中心とした国家デジタル転換、グリーン経済・循環経済の開発に関するベトナムの主張について話し合い、「ベトナムがCOP26＝国連気候変動枠組条約第26回締約国会議で行われた公約を効果的に履行することに尽力しており、国際社会とAPEC加盟諸国の支持を求める」と明らかにしました。