ニュース

ファイザー ベトナムへのワクチン供与の加速を確約

(VOVWORLD) -  20日夜、ハノイで、ファム・ミン・チン首相はアメリカの大手製薬企業ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)と電話会談を行いました。これに先立つ9日、チン首相はブーラ氏に書簡を送り、ワクチン分野での協力について触れました。

会談で、チン首相はこれまでの人間の健康保護、特に新型コロナウイルス感染症との闘いに対するファイザー社の貢献を評価するとともに、ベトナムの医療部門の発展を支援し、ベトナム政府と締結した新型コロナワクチン3100万回分の購入契約に従って同社とドイツのバイオンテック(BioNTech)が共同開発するファイザー製のワクチンの供給を進めていることに感謝しました。また、先ごろ、ベトナム政府はファイザーから新たに2000万回分を追加購入する計画を承認したとしています。

一方、ボーラ氏は新型コロナ対応に取り組んでいるベトナム政府の努力を讃えるとともに、ベトナムが早期に新型コロナを制圧するとの確信を示しました。また、チン首相の提案を受け、今月と9月中、及び第4四半期にベトナムへのワクチン供与を加速させる一方、他の国からのワクチンの引き渡しを支援するとともに、アメリカ政府のベトナムへのワクチン提供を支持すると強調しました。

top