文化

ハノイにおける廃水を処理問題

700万人の人口で、ハノイにおける廃水汚染問題は、ハノイ市民の関心をを集めている。それで、ハノイは清潔な環境を作り、乾期の農民たちのために、安全な灌漑用水を供給するための方法を早く実現することである。
約10年前、キムギュウ川、トーリック川、ニュエー川の地域に住む住民たちは、夏季、排水による悪臭で、雨季は、洪水が発生し悩まされた。

グエン・ミン・タイン女史(トーリック川の地域に住む市民)は「2007年の夏のとき、私たちの町はトーリック川の廃水の悪臭で、悩まされた。私の子供たちは病気が続きました。」と言った。
環境を改善させるための排水管埋設工事プロジェクトは総額6兆ドンの資金で、日本のODAと国(ベトナム)の資金で、2008年から実施された。同プロジェクトはトーリック川、ニュエー川、キムギュウ川の土手を建設し、都市内の下水道システムを改善させ、13つの廃水処理工場を建設した。
2014年まで、都市内のドレーンシステムを改善させ、13の廃水処理場の建設は完了した。ハノイ排水プロジェクト管理委員会会長ファン・ヴァン・クオン氏によると、同プロジェクトの完了は、都市内の冠水を防止し、環境汚染の防止し、ハノイのために、川沿いの数十キロメートルの交通道を建設した。

2013年8月、ハノイ財源環境局はハノイ排水責任有限会社がイエンソー廃水処理場建設プロジェクトを公式引き渡した。同イベントはハノイ環境を改善させるために、排水プロジェクトを実行する過程の重要な起点を表現する。

 
トーリック川でゴミを回収する清掃作業員。
ハノイの川において、泥を浚渫する工員たち。

掘をきれいにさせる工員。
下水道システムを建設する工員たち。

イエンソー廃水処理場の廃水処理システム。

イエンソー廃水処理場の設備。.

自動廃水処理システム

ガスの採集をする汚泥タンク
農業用の灌漑水は処理された廃水を使う。

ゴッククアン湖に設置された水清浄器

イエンソー廃水処理場は、ハノイにおける13の廃水処理場の中で最大の設備を持つ。ハノイにおける13の廃水処理工場が稼動することはトーリック川、キムギュウ川、セット川の流域の水の浄化要求にこたえ、人民たちの生活を改善させる。特に、イエンソー廃水処理場で浄化された水は、農業用灌漑水として利用される。
 
ホアンマイ地区、イエンミー町におけるレー・ティー・ラン女史は「私は野菜を植える3ヘクタールの畑があります。10年前の乾季、灌漑水は不足しました。イエンソー処理場は稼動を始めたときから、野菜に灌漑水を利用できました。」と言った。

ラン女史の喜びのほかに、スイエンハー町、ダイラン地域における新鮮な野菜生産地域の1000軒の農民は、処理された廃水からの処理された水を灌漑水に利用できる。現在、この地域における52ヘクタールの畑は、この水が利用されている。ダン・ヴァン・シエム(Dang Van Xiem)氏は「最初に、野菜耕作地のための灌漑用水は処理された廃水であること聞かされたとき、私たちは心配した。しかし、科学・技術局はズイエンハーの新鮮な野菜を検査し、安全な野菜に関する証明書を授与し、この水は衛生的な水であると認定しました、それで、私は安心しました。」と言った。
 
ハノイ環境を改善させるために、排水プロジェクトを実施した6年後、同プロジェクトはいくつかの成功を上げた。特に、都市環境は改善させられ、人民たちの生活は改善された。

文、写真:トン・ハイ(Thong Hai)

top