ニュース

バクザン省 桜の植樹で日本との協力関係を促進

先ごろ、北部バクザン省人民委員会は同省ソンドン県にあるテイイェントゥ観光地区で桜の植樹、およびベトナム・日本文化交流を行いました。これは、9月21日の両国の外交関係樹立50周年を記念する活動の一つです。

今回植えられた120本の桜の木は、中京地区日越友好協会と、バクザン省に拠点を置く日系企業「横井モールドベトナム社」が寄贈したものです。これまで、中京地区日越友好協会がバクザン省に寄贈した桜の木は700本を超えており、同省の会議センターや、省都バクザン市の中心地にあるホアン・ホア・タム公園、国の特別遺跡として認定されているホアン・ホア・タム蜂起にゆかりのある場所などで植えられています。

今回の120本の寄贈式で発言に立ったバクザン省人民委員会のマイ・ソン副委員長は、近年、バクザン省と日本との協力関係は益々発展していると強調し、日本の政府、並びに非政府組織はバクザン省の交通インフラ整備や教育、環境保護などを大いに支援しているほか、日系企業はバクザン省への進出を進めていると明らかにしました。現在、バクザン省では、日系企業が27件の投資プロジェクトを展開しているとしています。マイ・ソン副委員長は次のように語りました。

(テープ)

「本日バクザン省で植えられた桜の木は成長し、花がきれいに咲くことを期待しております。これは、両国の政府と国民、並びにバクザン省と日本のパートナーとの友好の象徴となるでしょう。また、桜の木はバクザン省と日本の各地との協力拡大に対する日本企業の役割を示しています」

一方、中京地区日越友好協会の前田壽己知(まえだ としみち)会長は、ベトナムの方々が桜を楽しむことを通じて両国の友好がさらに深化するであろうとの希望を表明し、今後もバクザン省に、より多くの桜を寄贈していくと明らかにしました。

(VOVWORLD) 


top