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ネットゼロ目標の実現を目指し、科学技術適用計画 展開

10日午前、ハノイで、科学技術省は、カントー大学、カントー市人民委員会と協力し、メコンデルタ地域におけるネットゼロ目標の達成を目指す科学技術適用計画に関する科学シンポジウムを開催しました。

この計画は、カーボン回収・貯留技術、温室効果ガス排出削減、グリーントランスフォーメーション、循環型経済の開発に突破口を開くものです。同計画にはネットゼロに関する法律・政策の整備、グリーントランスフォーメーション、循環型経済、グリーン成長モデルの構築、ネットゼロ分野に重視する人的資源の質の向上、運輸、農業などの分野における排出削減技術、温室効果ガスのインベントリと認証、温室効果ガス排出リスクの警告などの解決策が盛り込まれています。

2030年までの目標としては、各産業・分野における新技術に関する突破口づくりや管理ソリューション、政策の策定、 排出削減を目指す能力向上などが挙げられています。これを通じて、ベトナムの2050年のネットゼロ目標の達成に貢献するとしています。メコンデルタ地域のネットゼロ目標を達成するため、科学技術省は、すべての機関、組織、企業、科学者に対し、適切な科学技術開発任務の提案や、ロードマップと資源の具体化、研究成果の迅速かつ効果的な実践を呼びかけました。

また、シンポジウムで、科学者、専門家、企業はメコンデルタ地域におけるネットゼロ目標の実現を目指す実践的な解決策について議論・提案しました。

(VOVWORLD) 


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