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ニチレイ、ベトナムで水産加工品を生産開始

水産事業および畜産事業を手掛ける株式会社ニチレイフレッシュ(東京都中央区)のベトナム子会社であるトランス・パシフィック・シーフード(Trans Pacific Seafood、南中部沿岸地方ビントゥアン省)は、水産加工場を新設し、10月中旬より生産を開始する。

 ニチレイフレッシュは、日本国内外から高品質な素材品を調達・販売している。近年は顧客ニーズに細やかに対応した加工品販売にも注力しており、自社生産拠点の拡充をはかるため、2017年7月にトランス・パシフィック・シーフードを設立した。

 トランス・パシフィック・シーフードは、ベトナムで水産加工業を手掛けるハイワン・シーフード(Hai Wang Seafood)との合弁会社。資本金は908億VND(約4億5000万円)で、出資比率はニチレイフレッシュが75%、ハイワン・シーフードが25%となっている。

 高い加工技術を有するハイワン・シーフードと協働することで、主力アイテムの一つである生食用製品を中心に、顧客ニーズに合わせた水産加工品の生産を行っていく。

 ニチレイフレッシュは、トランス・パシフィック・シーフードを水産加工品の基幹生産拠点の一つと位置づけ、日本向け製品はもとより、海外向け製品の生産・販売も視野に入れた事業展開を目指す。
ソース:www.viet-jo.com

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