カナダへの国賓訪問に合わせて、トー・ラム書記長・国家主席は、現地時間24日午後、首都オタワのカナダ議会で、「変動する世界におけるベトナム・カナダ戦略的パートナーシップ」と題する政策演説を行いました。
トー・ラム書記長・国家主席は、両国関係をさらに発展させるためには、政府や議会、地方、企業、国民など、幅広い層による協力が必要だと強調しました。
トー・ラム書記長・国家主席がカナダ議会で政策演説。撮影:トン・ニャット/ベトナム通信社
また、ベトナムとカナダは、ともに自立能力を高め、信頼関係を強化し、平和で安定した国際環境を守ることに共通の利益があると指摘しました。そのうえで、不確実性が高まる世界では、信頼と責任、長期的な利益を共有する関係そのものが戦略的な価値を持つと述べました。
トー・ラム書記長・国家主席は、次のように話しました。
「ベトナムの新たな発展段階は、カナダとの協力にさらに多くの機会を開くと確信しています。今回、両国関係を戦略的パートナーシップへ格上げすることを決定したのは、半世紀を超える協力と友好の成果であり、ともに未来へ投資する決意を示すものです。新たな枠組みによって、互いへの理解を深め、より効果的に連携し、企業や国民が実感できる、よりふさわしい成果を生み出していく必要があります」
今後の協力について、トー・ラム書記長・国家主席は、科学技術を新たな両国関係の重要な柱にする必要があると強調しました。
具体的には、大学や研究機関、企業を結びつけ、人材育成を進めるとともに、応用AI=人工知能、クリーン技術、海洋技術などの共同研究を優先するよう提案しました。
また、観光や留学、研究、文化交流をさらに促進するため、より良い環境を整える必要があると述べました。
同日夜、カナダ議会で、ルイーズ・アルブール総督の主宰によるトー・ラム書記長・国家主席の国賓訪問を歓迎する晩餐会が開かれ、マーク・カーニー首相や両国の高級代表が出席しました。
[VOVWORLD]