17日午後、国会のグループ討議に出席し発言したトー・ラム党書記長は、複数の法案の改正が「新時代の国家発展の要請に応えるものであり、整合性・実効性・透明性の高い法制度の構築を目指す」と強調しました。
これにより、安定的な生産・経営環境の確保、イノベーションの促進、国際統合能力の向上を図るとともに、現行法体系に存在する重複・矛盾による障壁の根絶を目指すと述べました。
トー・ラム書記長は次の4点を柱に改革の精神を示しました。
(テープ)
「第一に、法制度に対する根本的な思考転換が必要です。管理からサービスへ、受動から能動へ、発展を主導する法の枠組みを構築するという新たな考え方が不可欠です。これがなければ制度の統一や法案の可決は困難です。
第二に、法の整備は常に一歩先を見越し、予見性を持ち、実態と急速な発展のニーズに合致しなければなりません。第三に、法の執行は厳格かつ公平でなければならず、公開性と透明性を確保し、国民や企業、社会全体にとって最大限に利便性があるものであるべきです。第四に、権限の分散と明確な責任の割り当てを行い、グループ間の特権を断ち切る必要があります」
また、国籍法の一部改正に関連し、トー・ラム書記長は、「愛国心を持つ国外在留ベトナム人や外国人専門家のベトナム国籍取得を奨励することは、ベトナムの誇りを称えると同時に、民族団結と国際連帯を強化する意義がある」と語りました。
(VOVWORLD)