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トー・ラム書記長、米国企業にベトナム投資の拡大を要請

18日午後、ハノイでベトナム共産党のトー・ラム書記長が、テッド・オシウス元駐ベトナムアメリカ大使を団長とするアメリカ・ASEAN経済協議会(USABC)代表団と会見しました。

会見で、トー・ラム書記長は「ベトナムにとってアメリカは戦略的に重要なパートナーであり、経済・貿易・投資・科学技術分野での協力が二国間関係の基盤であり推進力となっている」と強調しました。アメリカとの包括的戦略的パートナーシップをより実質的かつ深いものにしていきたいとの意向を示し、経済・貿易・投資協力のさらなる発展を期待すると述べました。

トー・ラム書記長はまた、USABCに対してASEAN各国との連携を深め、ASEANの団結・協力・発展・繁栄を促進するよう求めました。大きな潜在力を持つASEAN市場は、アメリカを含む世界各国の企業にとっても重要な機会であると指摘しています。

トー・ラム書記長は、ベトナムがアメリカ企業を含む外国企業の投資・事業活動に好適な環境を整備していくと約束しました。特にアメリカが強みを持ち、ベトナムが必要としている新興技術、デジタル経済、グリーン転換、再生可能エネルギー、物流などの分野での投資拡大に期待を示しました。

これに対しオシウス氏をはじめとするアメリカ企業代表らは、ベトナム・アメリカ関係の発展に引き続き貢献する意向を表明しました。また、新時代におけるベトナムの発展目標達成に向けて支援と協力を続けていくことを約束しました。

(VOVWORLD) 


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