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トー・ラム書記長、戦没者の日に慰霊式典

7月27日の傷病軍人・戦没者の日を迎え、トー・ラム共産党書記長が27日、北部のディエンビエン省を訪れ、戦没者への慰霊を行いました。

トー・ラム書記長は、中央の代表団とともに、70年前の1954年に歴史的な勝利を収めたディエンビエンフーの戦場を訪問しました。戦没者廟とA1国立戦没者墓地で花を手向け、お香を捧げました。

慰霊式典では、ベトナム建国の父ホーチミン主席や、「ベトナム人民軍の父」と呼ばれるヴォー・グエン・ザップ大将の功績を称えました。また、ディエンビエンフーの戦いで命を落とした多くの兵士や民兵の犠牲を悼みました。

トー・ラム書記長は記念帳に、「戦没者と人民の尊い犠牲が、ディエンビエンフーの勝利を生み、今日のベトナム発展の礎となった」と記しています。

また一行は、90歳の元兵士ファム・ヴァン・ガンさんの自宅も訪問しました。ガンさんは当時、小隊副長として激戦地で戦い、重い戦傷を負った退役軍人です。トー・ラム書記長は「戦士たちの犠牲があったからこそ、今のベトナムがある」と感謝の言葉を述べました。

(VOVWORLD) 


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