南部完全解放・国家統一50周年を記念するにあたり、28日午後、ベトナム共産党中央委員会のトー・ラム書記長は、民族解放と国家統一に多大な貢献を果たしたヴォー・グエン・ザップ大将とヴァン・ティエン・ズン大将を追悼し、線香を手向けました。
ハノイ市ホアンジエウ通り30番地にあるヴォー・グエン・ザップ大将の私邸を訪れたトー・ラム書記長は、線香と花を捧げ、元政治局員、元中央軍事委員会書記、元国防大臣、元ベトナム人民軍総司令官であるヴォー・グエン・ザップ大将に対して、心からの敬意と深い感謝の意を表しました。
ヴォー・グエン・ザップ大将の生涯は、ベトナム革命の発展と、党と民族が歩んだ数々の歴史的な栄光と犠牲、苦難に満ちた出来事と深く結びついています。総司令官、中央軍事委員会書記として30年以上にわたり指導的役割を担ったヴォー・グエン・ザップ大将の名前は、民族の偉大な勝利と祖国の建設・防衛事業に不滅の刻印を残しています。
そして、ヴァン・ティエン・ズン大将の記念館を訪れたトー・ラム書記長は、線香を手向け、元政治局員、元国防大臣であるヴァン・ティエン・ズン大将に感謝の意を表しました。
祖国防衛戦争において、ヴァン・ティエン・ズン大将は、1971年の国道9号線・ラオス南部作戦、1972年12月の「空のディエンビエンフー」と呼ばれる歴史的勝利をもたらした防空作戦、1975年の中部高原地帯テイグエン地方解放作戦、さらに同年4月の歴史的ホーチミン作戦による南部完全解放と国家統一など、数多くの重要な作戦を直接指揮し、勝利へと導きました。
(VOVWORLD)