席上、トー・ラム書記長は、オーストラリアが地域におけるベトナムの重要な包括的な戦略的パートナーの一つであると強調し、同大使に対し、政治・外交関係の強化、経済連携の深化、双方向貿易額の200億ドルへの引き上げや投資の倍増、安全保障・国防分野での実質的協力の推進、教育・人材育成、科学技術、気候変動、環境、エネルギーなど幅広い分野での協力促進に期待を示しました。

これに対し、バード大使は、現在、ベトナムが中央および地方レベルで進めている制度改革や行政機構のスリム化の取り組みに強い関心を示しました。そのうえで、オーストラリア政府はベトナムを「2040年までの東南アジア経済戦略」における主要パートナーの一つと位置づけていると述べ、オーストラリア企業による対ベトナム投資の促進を後押しする考えを示しました。

(VOVWORLD)