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トー・ラム書記長 中国の李強首相と会見

朝鮮を訪問中のベトナム共産党中央委員会のトー・ラム書記長は、朝鮮労働党創立80周年記念式典への出席に合わせ、9日夜、平壌で中国の李強国務院総理(政治局常務委員)と会見しました。

トー・ラム書記長は、両国が各分野の協力で実質的な成果を上げるよう取り組むべきだと述べました。とくに、ベトナム産の農水産物などの輸入拡大や、中国からベトナムへの電力輸出の増加、両国を結ぶ標準軌鉄道3路線の早期完成に優先的に取り組むよう提案しました。

また、科学技術分野を新たな協力の柱に発展させたいとの意向を示し、海上問題については、両国の最高指導者が達成した共通認識および国際法、1982年国連海洋法条約(UNCLOS)に基づき、適切に処理すべきだとの見解を述べました。

一方、中国の李強首相は、中国の党と政府は、ベトナムとの包括的な戦略的協力パートナーシップおよび「戦略的意義をもつ運命共同体」を極めて重視していると強調しました。

李首相はさらに、今後、双方が高級レベルでの合意と共通認識を早期に具体化し、効果的に実施することで、両党・両国の関係をより実質的で持続的なものに発展させる必要があると述べました。

(VOVWORLD) 


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