第33回外交会議が1日午前、ハノイで開幕しました。テーマは「新時代におけるベトナムの対外活動の先駆的役割を発揮し、重要かつ恒常的な任務を遂行する」です。
会議は対面とオンラインを組み合わせ、各地やベトナムの在外代表機関を結んで行われています。90の国と地域に駐在する大使や代表機関の長、合わせて103人が出席しました。
Tổng Bí thư, Chủ tịch nước Tô Lâm phát biểu chỉ đạo. Ảnh: Thống Nhất – TTXVN
会議で、トー・ラム党書記長・国家主席は、第14回党大会で初めて、対外活動が「重要かつ恒常的な任務」と位置付けられたと強調しました。
対外活動は、単に外国との関係を担うだけでなく、国の総合力を構成する重要な要素となっており、党、国民、軍、政治システム全体で取り組むべき任務だと述べました。
また、第32回外交会議以降、対外活動が主体的に進められ、平和で安定した環境の維持や、独立、主権、国益の確保に貢献したと評価しました。各国との関係はさらに広がり、関係の格上げも進んでいます。
多国間外交や経済外交、科学技術外交、文化外交のほか、在外ベトナム人に関する取り組みや国民保護でも成果が上がり、国の発展に実質的に貢献してきたとしています。
トー・ラム党書記長・国家主席は、第14回党大会が新たな段階の国家発展方針を示したと指摘しました。また、国際統合に関する第13期政治局の決議59号と、第14回党大会の対外方針を実施するための政治局決議6号によって、主要な方針が明確になったほか、対外活動・国際統合中央指導委員会も設置されたと説明しました。
「方針はすでに明確で、指導体制の整備も進んでいます。今、急がなければならないのは、正しく、迅速に実行し、具体的な成果を上げることです。第33回外交会議では、対外活動に携わるすべての機関が、これまでに何を実行し、何が遅れているのかを明確にしなければなりません。そのうえで、優先課題や進め方、連携方法、そして会議後すぐに達成すべき成果について認識を一致させる必要があります」
トー・ラム党書記長・国家主席は、外交部門が今後、情勢を主体的に予測し、機会を早い段階で見極め、具体的な成果につなげるよう求めました。世界情勢が変動する中でも、戦略的な自主性を堅持する必要があるとしています。
また、戦略的な政策提言の質を高め、大国間競争やAI=人工知能、半導体、デジタル経済、グリーン転換、サイバーセキュリティー、データなど、世界の大きな潮流について重点的に研究するよう指示しました。
特に、協力の枠組みを具体的な計画や事業として実行に移し、その実効性を評価基準とするよう求めました。
(テープ)
「科学技術、イノベーション、デジタル転換、民間経済の発展、外国投資の質の向上に必要な資源の確保を優先しなければなりません。ハイテク、半導体、AI、デジタルインフラ、クリーンエネルギー、バイオテクノロジー、近代農業の分野で、投資案件を選択的に誘致する必要があります。投資を技術移転や人材育成と結び付け、ベトナム企業が世界のバリューチェーンやサプライチェーンに参加できるようにしなければなりません。在外代表機関は、国が何を必要としているのか、駐在する国や地域にどのような強みがあるのかを把握し、適切なパートナーを見つけ、事業の進捗を継続的に把握する必要があります」
トー・ラム党書記長・国家主席はこのほか、多国間外交と国際統合の高度化や、国際法に精通し、常に国益を最優先する質の高い外交人材の育成を強調しました。
第33回外交会議は、18の会合を行い、8月7日まで続きます。
[VOVWORLD]