ラオスのトーンルン・シスリット党書記長・国家主席との会見で、トー・ラム党書記長・国家主席は9月に行われたシスリット党書記長・国家主席のベトナム訪問、および両国の党政治局による年次会合の良好な成果を振り返りました。

また、両指導者は関係機関に達成された両国の党と国家のハイレベル合意書や協力計画の実施を指導すると強調しました。

カンボジアのシハモニ国王との会見で、トー・ラム党書記長・国家主席はこれまでの両国の「良好な善隣、伝統的友好、全面的協力、長期的安定」の方針に基づく関係の発展に喜びの意を表明するとともに、今後も、この関係が引き続き強化されていくよう希望を表明しました。

カナダのジャスティン・トルドー首相との会見で、トー・ラム党書記長・国家主席はカナダ、およびＧ７諸国と協力し、グリーン成長と持続可能な開発に貢献すると強調しました。一方、トルドー首相は政治・外交、経済、国防、教育、草の根外交を中心にベトナムとの包括的パートナーシップの促進に取り組み、ベトナムの国連平和維持部隊への参加を支援すると確約しました。

ベルギーのアレクサンダー・デ・クルー首相との会見で、トー・ラム党書記長・国家主席はベルギーに対し、ベトナム・ＥＵ＝欧州連合の投資保護協定を早期に批准し、ベトナムの輸出水産物に適用されているEC＝欧州委員会のイエローカードの早期解除を支持するよう提案しました。また、再生可能エネルギー、物流サービス、ハイテク、人工知能、グリーン開発、教育訓練、文化交流などの分野で協力を強化するよう要請しました。

フランコフォニー国際機関のルイーズ・ムシキワボ事務総長との会見で、トー・ラム党書記長・国家主席は同機関に対し、アフリカ諸国の農業開発を支援するための3者協力モデルや喃喃協力を効率化し、フランス語教育やフランス語による科学技術研究、スタートアップに関する協力プロジェクトを促進するよう提案しました。

さらに、ベトナム東部海域（南シナ海）の平和、安定、安全保障の維持に関するASEANのスタンスや国際法、中でも1982年国連海洋法条約に基づく紛争の平和的解決を支持することを要請しました。