11日、ベトナム共産党のト・ーラム書記長が執筆した「2025年から2030年の任期における各レベルの党大会を効果的に実施する」をタイトルとした記事が公表され、その内容は次の通りです。
各レベルの党大会は党内だけでなく、社会全体に幅広い影響を与えます。今回の各レベルの党大会は3つの重要な任務があります。これらは同級の大会文書を議論し、承認すること、第14回党大会をはじめ、上級党大会の文書案に意見を寄せること、各レベルの党委員会に参加する人員を選定するということです。
2025年~2030年の任期の各レベルの党大会を成功裏に開催するため、各レベルの党委員会が次の3つの重要な課題に集中する必要があります。
第一に、ベトナム共産党の指導の下で、ドイモイ刷新政策から40年、党創設から95年の成果は非常に大きいであり誇りに思うものですが、ベトナムは依然として多くの困難と課題に直面しており、それを克服するためにさらに団結し努力する必要があります。そのの中で、2025年~2030年の各レベルの党大会は、これらの困難と課題を効果的に解決するために中心的な役割を果たさなければならないということです。
第二に、各レベルの党大会で提案される政治報告が、各地方や産業、部門、機関の発展状況と実際の状況を十分に反映しなければならなりません。新たな発展モデルの総括と、国の発展に寄与する価値ある教訓の引き出しが重要です。また、状況を予測し、しっかりと把握することが必要であり、最終的な目標は国民の物心両面における生活水準と幸福を向上させることにあるということです。
第三に、党大会の人事作業が党中央委員会の指導に従い、厳密で科学的かつ一貫したプロセスを通じ、最適な人材を選出しなければならないということです。
(VOVWORLD)