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トー・ラム党書記長 フェデックスの創業者兼会長と会見

25日、ハノイの党中央委員会本部でトー・ラム党書記長は、フェデックスグループのフレデリック・W・スミス創業者兼取締役会長と会見しました。

席上、トー・ラム書記長は、フェデックスがインフラ整備、サービス、輸送などの得意分野でベトナムでの事業拡大を継続することを支持すると表明し、グローバルサプライチェーンへの貢献とベトナムを国際物流ネットワークの重要な拠点にすることを期待していると述べました。また、トー・ラム書記長は、フェデックスがベトナムの関連機関と緊密に協力し、ベトナムでの事業拡大計画を迅速かつ効果的に実施するよう要請しました。さらに、フェデックスがベトナム市場を優先することを期待すると同時に、ベトナムもフェデックスのような長期的なパートナーを優先すると強調しました。

そして、トー・ラム書記長は小児がん治療分野に強みを持つフェデックスグループが、この実用的な協力分野をさらに拡大し、特にベトナムの病院の小児がん治療専門分野の発展を支援することへの希望を表明しました。これに対して、スミス氏は、アメリカのセントジュード小児研究病院の指導部と直ちに協議し、ベトナムの小児患者の治癒率をアメリカと同じく、94%までに引き上げることを目指した具体的な支援計画を策定すると約束しました。

また、スミス氏は、ベトナムが地域および世界の重要な物流センターになるための要素を十分に備えていると確信していると述べました。また、ベトナムでの事業をさらに拡大し、タンソンニャット空港とノイバイ空港での活動を継続的に発展させ、近い将来、ドンナイ省のロンタイン空港とバクニン省のザービン空港での事業拡大も検討していると明らかにしました。これにより、ベトナムの輸送能力の向上とグローバルサプライチェーンへの接続を支援するとしています。

(VOVWORLD) 


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