7日夜、ベトナムのファン・ヴァン・ザン国防相はアメリカのピート・ヘグセス国防長官と電話会談を行いました。
ザン国防相は会談で、ベトナムがアメリカを最重要な戦略的パートナーの一つと位置付けていると強調しました。特に近年、戦争の後遺症克服に向けた取り組みが両国の防衛協力の重要な柱となっていると明らかにしました。具体的な協力として、ベトナム南部のビエンホア空港周辺におけるダイオキシン除去や身体の自由なへ人の支援、地雷・不発弾処理、戦没者遺骨の模索・収集などを挙げ、これらの取り組みが「過去を閉じ、未来に向かう」という両国の精神を示していると評価しました。そして、ザン大臣は、ベトナムの国防省とアメリカの国防総省が今後とも高級代表団の相互訪問、既存の協議・対話メカニズムを維持していくことを希望しました。
一方、ピート・ヘグセス国防長官は、トランプ政権がベトナムとの協力関係を高く重視しており、双方の協力関係をさらに推進していきたいとの希望を表明しました。
(VOVWORLD)