(VOVWORLD) - ベトナムは常にアメリカを重要なパートナーの一つと見なし、それぞれの独立、主権、領土保全、政治体制の尊重を基礎に、両国の包括的パートナーシップを深化させていく意向があります。
29日午後、政府本部でブ・ドック・ダム副首相はアメリカ上院議長のティム・リーザー補佐官と会見し、このように強調しました。
席上、ダム副首相は「両国の各世代の指導者、中でもアメリカ議会の指導者は戦争被害の克服における協力を両国の包括的パートナーシップの柱の一つに位置付けている。これは、両国政府と国民間の和解、信頼醸成に貢献し、他の分野における協力チャンスを作り出している」と強調しました。
一方、リーザー氏はベトナムとの長期的な関係の維持に対するアメリカ政府と上下両院の支持を強調し、今後、アメリカ政府と議会にビエンホア空港の消毒、地雷・不発弾の除去、戦争被害を受けた障がい者の補助、アメリカ兵とベトナム軍人の遺骨の捜索を含むベトナム戦争被害の克服協力プログラムに融資を働きかけると明らかにしました。