経済

トゥエン・クアン省の「青い宝物」

トゥエンクアン省のイエンソン県、ソンズオン県、ハムイエン県とナハン県はどこを見ても限りなく青い茶畑が見える。茶の木は、澄み切った空気涼しい気候にふさわしいため栽培され、トゥエンクアン省の人々、特に少数民族の生活を改善させた。
 
トゥエンクアン省の農業と農村発展局のグエン・ト・ライ副局長はトゥエンクアン省はお茶の木が重要な木であり、貧困撲滅の木でもあると述べた。2007年から2011年まで、トゥエンクアン省はお茶の木を植え、発展させる政策を作り出し、イエンソン県、トゥクアン集落、ハムイエン県、バット村においてお茶の木を植え、ナハン県シンロン集落の人々にシャントゥエット茶の木を植えることと植林の方法を教えた。これまで、トゥエンクアン省のお茶の製品はベトナムの全国で販売され、パキスタン、インドなどにも輸出する。
 

トゥエンクアン省イエンソン県トゥクアン集落の茶畑

トゥエンクアン省のHUNG ANH会社のコーナー

お茶の質を確認する

トゥエンクアン省のHUNG ANH会社の機械

お茶を乾燥する機械
お茶をチェックしている。

私がトゥクアン集落を訪問した時、人々はお茶を収穫していた。グエン・ヴァン・ティエン農民は「今、お茶の木を植えることからの収入は高いため、どの家族もお茶の木を植えます。今では人々はお茶を刈る機械を買いました。」と述べた。
2000年から、ナハン県の少数民族の生活を改善させるために、シャントゥエット茶の木はナハン県シンロン村において植えられた。2001年まで、シャントゥエット茶の木を植える土地の面積は1000haとなった。その10年間後、シャントゥエット茶の木は洪水防止にも効果があり、人々の生活を改善させ、国内の消費者に人気、外国にも輸出されている。
現在、トゥエンクアン省におけるMy Lam株式会社、Tan Trao株式会社、Song Lo株式会社などは市場において自らのブランドを保持している。
現在、タイグエン省のタンクオン茶、イエンバイ省のスオイザン茶、ホアンス・フィ-ハザン省のシャントゥエット茶、ラムドン省のお茶と共に、トゥエンクアン省のお茶は自らの位置を確保している。
文:トゥック・ヒエン
撮影:チン・ヴァン・ボ

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