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テト前の貧困者支援運動

ベトナムの伝統的お正月テトが近づいていますが、この数週間、政府と各地方行政は、貧困者、孤児、身寄りのないお年寄りなど恵まれない人々や、国の功労者を支援する様々な活動が積極的に行なわれています。
労働傷病軍人社会事業省のグエン・バン・ホイ社会補助局長は、記者団のインタビューに答えた際、「党や、国家、政府、労働傷病軍人社会事業省は常に、恵まれない人々の支援を重視している」と再確認しました。
テト前の貧困者支援運動 - ảnh 1  恵まれない人々の支援は良き伝統となっている
ホイ局長によりますと、昨年7月に、労働傷病軍人社会事業省は各地方に対し、貧困者や、自然災害被害者の状況を点検し、支援措置をとるよう要請しました。特に、恵まれない人々の支援活動の大衆化は効果的な政策としています。ホイ局長は次のように語りました。

「毎年、企業や、市民の力を活用し、貧困者支援を進めていますが、テトの時期にはその需要が高まります。今年は、国の経済発展に伴い、支援額は高くなっています。例えば、ハイフォン市では、功労者向けの1人分のテトのプレゼントは平均、350万ドンとなります。また、ほかの地方も様々な形で、支援活動を効果的に進めています。」
このように語ったホイ局長は、「労働傷病軍人社会事業省は恵まれない人々の物心両面の生活を改善するために、複数の社会安全保障政策をとっている」と明らかにし、次のように語りました。

「労働傷病軍人社会事業省は各地方に作業部会を派遣し、恵まれない人々の支援活動を監視・検査しています。今年、大臣や、次官らが率いる代表団はカオバン省や、トゥエンクアン省、タインホア省の貧困者の元を訪れ、プレゼントを贈りました。また、社会補助局は国会の各機関と連携して、多くの地方の状況を視察しました。」
また、テト用品の準備作業も積極的に進められています。今年、市場に出荷されるテト用品の数は、昨年と比べ10~20%増と予測されていますが、現時点で、多くの地方は、大量の鶏肉や豚肉、牛肉、卵、加工食品などを準備しています。これらの活動により、恵まれない人々を含めベトナム全国民がテトを楽しく迎えられるようになるでしょう。
ソース:VOV


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