ベトナム北西部のディエンビエン省で、国境地帯の教育環境を改善する取り組みが始まりました。
2日、ヌアガム村など3つの村で、小中一貫の全寮制学校の建設着工式が行われました。これは、ベトナム共産党が進める国境地帯の教育支援策の一環で、全国248の村に全寮制学校を整備する計画です。ディエンビエン省では、来年、合わせて9校の建設を予定しています。
ヌアガム村党委員会のノン・クアン・タン委員長は次のように語りました。
(テープ)
「方針が決まってすぐに、プロジェクト管理委員会と協議を始め、建設地を決めました。土地の収用が必要な住民の皆さんには、丁寧に説明を重ね、ご理解をいただくことができました。来年8月末の完成に向けて、しっかりと準備を進めてまいります」
3つの学校は2026・2027学年度の新学期から使われる予定です。
(VOVWORLD)