席上、発言に立ったファム・ミン・チン首相は、「第四次産業革命の背景における情報通信は重要な位置を占めており、益々必至の存在になっている。また、情報通信はデジタル時代におけるベトナムの発展、イノベーションを推進する原動力の一つでなければならない」と強調しました。

チン首相によりますと、情報通信省は、情報通信、デジタルトランスフォーメーション、国家管理、科学技術に関するメカニズムの完備を集中的に行い、全国各地に通信ネットワークを提供するように取り組む必要があります。

また、2023 年のデジタル・インフラ開発の焦点は、第5世代移動通信システム「5G」を商用化し、情報通信インフラを経済の重要なインフラに発展させること、デジタル経済、「メイク・イン・ベトナム」ブランディングの推進に集中し、GDPに占めるデジタル経済の割合を増やすこと、国内デジタル企業の開発と海外進出を奨励、サポートするということです。

さらにサイバースペースにおける人々の保護、子どもの安全確保を強化し、デジタルの信頼を醸成し、人々にベトナムのデジタル プラットフォームの利用を奨励するとともに、国境を越えたプラットフォームの抑制を推進し続け、ベトナムの「法の支配」を確保する一方、ソーシャルネットワーク上の悪意のある情報、虚偽の情報を迅速かつ効果的に防止し、誤った見解に反論しなければなりません。そして、報道活動の査察・検査を強化し、誤った行為を適切に処するとしています。

なお、この機に、チン首相は、党、国家を代表して、情報通信省に第1等労働勲章を授与しました。