ニュース

チン首相米戦略国際問題研究所でスピーチを発表

(VOVWORLD) -  現地時間の5月11日午後、ワシントンで、アメリカを訪問中のファム・ミン・チン首相はCSIS=戦略国際問題研究所を訪れスピーチをしました。

その中でチン首相は、1995年に両国の外交関係が正常化されて以降27年間にアメリカの4名の大統領がベトナムを訪問したこと、また、独立し、強靭なベトナムへの支援を高く評価しました。

また、チン首相はASEANと国際社会の積極的で責任感ある一員として、ベトナムは常に協力、対話に貢献していると強調し、次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムは独立、自主、平和、友好、協力、全方位、国際関係の多様化、各国の信頼にたるパートナーであり、国際社会の責任感あるメンバーであるという対外政策を堅持しています。世界情勢の変化と戦略的競争が山積している背景の中で、ベトナムは国際法、国連憲章に従って、正義、道理、公平性のための対話、協力の促進に取り組み、世界の平和、安定、発展に貢献する意向があります」

チン首相はこのように語り、アメリカとの関係強化や信頼醸成を希望し、両国民の共通の利益と世界の平和、協力、発展に向け努力していくと表明し、次のように話しました。

(テープ)

「誠意、信頼、責任感は各国間の対立と相違点を解決するためのカギです。また、これらはおよそ30年にわたるベトナムとアメリカの関係の力強い発展に貢献してきた要素でもあります。今後もこれらの要素はベトナム・アメリカの包括的なパートナーシップを新たな発展段階に押し上げると信じています」

さらにチン首相は双方に対し、相互信頼と相互尊重を強化し、責任感を持って、戦争被害の克服を促進していくよう提案しました。


top